イーディ アンディ タイトル

1967 edie sedgwick | → 1967 andy warhol

チェルシーホテルでの二度目の火事と父フランシスの死

前年、住処を火事で失ったイーディは、当時様々なジャンルのアーティスト達が集まるチェルシー・ホテルに引っ越した。(アンディ・ウォーホルの「スーパースター」と呼ばれる者達の多くもここに住んでいた)
しかしここでもボヤを起こす。あいかわらずドラッグで飛んでいた彼女は命からがら逃げ出し腕に大火傷を負ったという。 この火事で彼女の灰色の愛猫「スモーク」を失う。火事でスモークだなんて。。。

またも住む場所を失った彼女は「チャオ!マンハッタン」のプロデューサー、ロバート・マーグレフの心使いで彼の家に住まさせてもらう。しかし、もはやドラッグが欠かせない彼女を面倒見るためのお目付け役兼看護人としてボビー・アンダーセンを雇う。
ボビーはマーグレフの友人で、彼自身ドラッグ常習者でもあった。そんな彼とイーディはお互い理解しあえたのだろう。少なくともボビーは彼女の面倒をよくみた。そして彼はイーディの知らない様々な世界を見せた。

イーディは地下鉄に乗ったことがなかった。移動はもっぱらリムジンでばかりだったからだ。地下鉄に乗ると彼女は、必ず一番先頭の車両で運転席から前を覗きハシャいでいたとゆう。イーディは遊園地に行ったこともなかった。
普通、誰もが経験しているようなことが彼女には新鮮でたまらなかったのだろう。ボビーは数少ない良き友人となっていった。(このころのイーディに友人として近づいてくる者は、彼女がドラッグで心神喪失状態のすきに高価な服やアクセサリーを持ち去るようなやつばかりだったらしい)

この年に、すでにガンに侵されていたフランシスが亡くなる。
このことでイーディが父の呪縛から逃れられるだろうと誰もが感じいた。しかし彼女の反応は違っていた。

フランシスは、ガールズ・オブ・イヤーとして騒がれニューヨークで名声を手に入れた娘を誇りに思ったことだろう。しかし彼女の裏側の荒んだ生活を目のあたりにした彼は、娘と接することを拒むようになっていたという。
ガンになった父の命が残り少ないことを知ったイーディは父との関係を回復しようと求めるが、最後まで叶わなかった。最後まで言葉を交わすことすら叶わなかったという。

父の死で、イーディの中の父の存在はもはや逃れられないものとなっていた。彼女はさらに自暴自棄となっていく。
同年、精神病院への入院を余儀なくされる。。。

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